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9月頭に日本に一時帰国してたのは大学院を受験するためだったんですが、無事受かりました。
1カ月以上前にわかってはいましたが、留学への未練も捨てきれず、悩んだところ…

日本の院に行くメリットが大きそうかなと
金で散々苦労する学生生活はもうこりごりだし
フィールドリサーチもじっくりできそうだし。
開発の世界に身を置いても、自分のアイデンティティはリサーチャーなんだと思う。
現場を正しく捉えて考える開発ワーカーでいたい。
という自分に、2年という期間と、指導教授の専門分野は、とても合ってるんじゃないかと。

というわけで4月から関西で大学院生。
学割とか使えちゃうんだ!と変なところで感動した。



じゃあ9月に一時帰国するくらいなら、特別任短すればいいじゃん、ていう話なんだけれども。
(特別任期短縮制度=進学、就職等進路の都合により1カ月未満任期を短縮する場合、2年間の任期を満了したものとして扱われる)

どうしても、任期を延長してやり遂げたい事がありました。

それが、肥料実験。

任地クミ県では、他県と比べてかなり平均収量が低い。
その原因は、土壌にある。保肥性も保水性もとっても悪い。
砂質を多く含むので、JICA専門家や稲作隊員たちからは、
「肥料やってもあんまり効果が無い」
と言われる。

じゃあ、なにも力になってあげられないの…

でも、クミのオフィサーや農家さんたちは、
「野菜とか米に施肥したことあったけど、効果あるよ。」
と言う。

しかしこれでは、根拠がない。「肥料あげたら?」ってアドバイスはできやしない。

そこで、ミスターネリカに聞いてみた。
ウガンダの稲作振興プロジェクトには、ミスターネリカという、途上国での稲作指導歴約30年のすごい専門家がいる。
60過ぎてるのに、アフリカ中飛びまわってる。
60過ぎてるのに、テニスでジャンピングスマッシュしようとする。
そんなおちゃめなナイスシニア。


「ん~、意味ないってことは、ないんじゃない?」
「わかんないことは、土に聞いてみたら。」


そんなこんなで始めた肥料実験。
自分一人で実験圃場を作るのは手間も金もかかるので、圃場管理能力が高い農家さんちで実験してました。
しかも雨季が遅れたから、収穫も後ろにずれこんだ。
なので、任期を延長したわけです。

第1回の施肥をしたときには、あんまり違いが見られなくて
これは、もしや、がっかりな結果に終わるのかと…
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右、肥料なし。
左、肥料あり。

2回目の施肥から1ヶ月経った今日、農家さんちに行ってみると。
「違いが出てきてるよ」と。
遠目から見ても、穂長がなんかチガウ!!
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右、肥料なし。
左、肥料あり。

この写真だとわかりづらいかな。
肥料なし、ありを2反復させているので、それを見てみましょう。

まず、肥料なし。
nf1
nf2

で、肥料あり。
f1
f2

おお!
肥料ありのほうが、もっさりしてる!

穂もいいかんじ。
j2

実際に収穫して、収量を比較して、肥料の価格などから経済性はどうなのか検証してみないことには、肥料をあげたほうがいいのかよくわかりませんが。
こんなにはっきり違いがわかるとは、うれしい。

やったねオカジェ!!
と2人でキャッキャと喜びました。
j3

一緒に巡回して、この各地の実験を共に指導してきたコメ農家のリーダー、オカジェは、かなり稲作の知識がつきました。よって、NERICA帽子を進呈。
「みんな、稲作でわかんないことあったら、オカジェに聞けばいいもんね。これは、ライスアドバイザーだって証明。」

延長した甲斐があったー!
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