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「マダム、明日の朝9時までにサブカウンティオフィスに来てくれ」

と、農家さんから昨日早朝に電話がありました。

ん??

他にもなんか言ってたけど、朝早すぎてよく理解できませんでした。
まあ、とりあえず行けばいいんでしょ、9時に。


んで、行ってきました。
なんと、


訴えられていた…

私ではなく、農家さんが。
赴任して間もない頃、このオチョンさんちで水田を作りました。
http://ogalemon.blog57.fc2.com/blog-date-201012-2.html
この水田が今になって、
「湿地の水利権を侵害している」と周辺住民から訴えがあったのです。
今日逮捕されるかされないか、というほど事態はシリアスでした。

この水田は私が赴任する前から作られることが決まっていました。
サブカウンティのAgriculture Officerが場所を選定して、農家さんが同意して、私が赴任した後に周辺農家と共にデモンストレーションをした場所。
オフィサーが現場確認しており、なんの問題もないかと思われた。

しかし、彼が水源に近いところで水田を作ったことで、水源より下方に位置するフィールドに水が届かなくなった。というのが訴えた側の主張。

今朝方、サブカウンティチーフ、オチョンさん、訴えた側の調停に同席しました。


結局、彼を逮捕させないために
「これはJICAのプロジェクトの一環で、周辺住民と共に灌漑農法の勉強をするために作ったデモサイトだから、彼一人の責任じゃない」
と弁護し
「もう水田はやらない」
と彼が水田をつぶすことで、一応収まりました。


赴任して初めてのデモサイト作りの場所で、なんとかかんとかワークショップやって、
炎天下の乾季のさなか、せっせと通ってチェックして、
特に用がなくてもふらっと行って木陰でおしゃべりするのが楽しいほど、いちばん仲のいい農家さんで

なのに、

オチョンさんに強いまなざしで
「I will leave this project.」
「The project cause me deth.」
ときっぱり言われたのには、もうへこみました…


はー…


農家さんが帰った後、アシスタント・アグリカルチャー・オフィサーのオキロールと、チーフとため息をつきながら話していたら。
オキロール「訴えられたのには、嫉妬もあるだろうね」
チーフ「グループでデモしてたんだろう?きちんとその利益が分配されていなかったんじゃないのか。訴えに対して反論するのが結局彼一人。グループだったらまた違ったろうに。」

JICAプロジェクトに見解を求めたら…
「水利権のトラブルには関与しない」

まあそうだろうな…

ウガンダには湿地の開拓に関しては法律で制限されています。
ただ、その扱いが、県によってけっこう違う。
うちの県では水際から30m緩衝地帯を残せばいいことになってる。
しかし、地形ってそんな単純じゃない。水際って、どこよ??

001drain
ちなみに、右手側に水源が、左手側に向かって湿地はくぼんでいます。

乾季に水田より下方のフィールドに水が行かないという訴えも確かだ。
今から考えると、あの場所で水田は作るべきではなかった。
じゃあ、どういうとこだったらよかったのか?
どのタイミングだったら判断できるのか?

土地選定の際の注意事項を県庁とじっくり話さなきゃ…
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